3大福利厚生サービスを比較検証してみた – ベネフィットワン VS リロクラブ VS カフェテリアプラン

3大福利厚生サービスを比較検証してみた – ベネフィットワン VS リロクラブ VS カフェテリアプラン

はじめに

就職活動中の方、転職活動中の方、会社探しで気にかけていることの1つが、福利厚生ではないかと思います。

家賃補助や新婚世帯補助など、福利厚生にも色々とありますが、最近は福利厚生を外部委託している会社が増えているようです。

福利厚生を引き受ける3大サービスと言えば、

・ベネフィットワン(Benefit One)

・リロクラブ(RELO CLUB)

・カフェテリアプラン

皆さんも名前くらいは聞いたことくらいあると思います。

・・・・・・でも、正直違いがよく分からない。

なんと、偶然にも私はこれら3つのサービスとも利用したことがあります。

だから、強みも弱みも、メリットもデメリットも、利用者の立場から理解しているつもりです。

そこで、今回は皆さんにこれら3大福利厚生サービスの違いを紹介します。

3大福利厚生サービス

上にも触れましたが、福利厚生サービスとして名前が売れているものは、

・ベネフィットワン(Benefit One)

・リロクラブ(RELO CLUB)

・カフェテリアプラン

この3つです。

分類すれば、ベネフィットワンとリロクラブはやや似通ったサービス、最近増えているカフェテリアプランはそれとは少し趣を異にしたサービスです。

ベネフィット・ワンとリロクラブ

基本的なサービス

まずは、ベネフィットワンとリロクラブ、これら同分類に仕分けることのできるサービスから紹介します。

これらは、基本的には配布された会員カードを掲示してサービスを受けるタイプのものです。(最近はスマートフォンを利用した会員カード)

多くはお会計時に会員カードを掲示することで、割引を受けることが出来ます。

例えば、スーツの購入時に、カフェでコーヒーを飲む時に、カラオケボックスで、などなど。

これらサービスの受けられる店舗は、多くの場合、共通していることが多いです。つまり、ベネフィットワンでも、リロクラブでも、同様のサービスを受けることが出来る。

ただし、一部には片方のサービスのみを導入している店舗もあります。

例えば私がよく利用しているコメダ珈琲では、ベネフィットワンは導入しておらず、リロクラブ会員のみ大きなサイズのコーヒーを通常サイズの価格で購入することが出来ます。

きっちり比較したわけではありませんが、おそらくベネフィットワンの方が使える店舗は多いような気がします。

一応ベネフィットワンが福利厚生サービスの最大手らしく、使用できる店舗も規模に応じて多くなっている、ということなのでしょう。

やや特殊なサービス

会計時に会員カードを掲示する以外にも、幾つかのサービスがあります。

例えば、映画館の割引チケットです。

これは、事前に割引チケットを特設サイトで購入し、実際に映画を鑑賞する際にそのチケットを利用する、というスタイルのもの。

割安な価格で映画を鑑賞できる一方で、事前購入の手間や有効期限があること、また最近はインターネットでチケットを購入することも多いなど、なかなか割引率のわりには利用しにくいサービスです(笑)

またお祝い制度のようなものもあり、ある資格を取得したら、子供が生まれたら、など一定の条件を満たした上で申告すると、商品券などのお祝いが受けられる、というサービスです。

あまりこのお祝いサービスを有効に活用している知り合いはいませんでしたが、きっちり把握して自己申告すれば必ず適用されるはずですので、マメな人であれはお得かも。

上記サービスに関して、映画館の割引チケットはベネフィットワンもリロクラブも備えていますが、お祝い制度はベネフィットワンだけかと思います。

リロクラブにもお祝い制度はあったかもしれませんが、リロクラブと比較すると、取るに足らないレベル感だったかと。

ベネフィットワン VS リロクラブ

正直、使用できる店舗の違いは多少ありますが、この両サービスを比較すると、圧倒的にベネフィットワンが勝ります。

また、両サービスともに言えることですが、基本的には割引を受けられるサービスを把握しつつ、自己申告的に会員カードを掲示しなければなりません。

店員から、

「このようなサービスの会員ではありませんか?」

のような問いかけは一切受けられないものと思った方が良いでしょう。

面倒くさがりの人にとっては、あまりお得に使用できないサービスかもしれません。

いざこれらのサービスを導入している会社で働くとなれば、一度、特設サイトを覗いてサービスの種類を確認した方が良いでしょう。

カフェテリアプラン

基本的なサービス

最近、企業で導入が進んでいるカフェテリアプランですが、そのサービス内容はベネフィットワンやリロクラブとは全く異なります。

期初にカフェテリアポイントなるポイントを付与され、これらのポイントを利用することで一定のサービスが受けられたり、買い物が出来るというもの。

Amazonや楽天から何でも購入できるというわけではなく、特設サイトに利用できるサービス、利用できるショッピングサイトが掲載されており、その中から選んで使用します。

福利厚生という名前に相応しく、やや健康に偏った内容となっており、ジム利用や健康増進グッズの購入がメインと、かなり利用する人を選びます。

ただ、それだけ聞くと敬遠してしまいそうですが、ショッピングサイトの中に東急ハンズが含まれていたり、旅行会社が含まれていてツアー代金に充当できたりします。

私は、以前に東急ハンズのサイトでマニフレックスのマットレスと枕を購入したことがありますし、友人の多くはツアー代金の充当に使用しています。それ以外は、薬の購入とかでしょうか。

利用時の注意点

カフェテリアポイントの利用には幾つか気にしておきたい点もあって、その1つが購入価格です。

クレジットカードのポイント交換よろしく、全て定価購入となるため、ポイントを利用するので財布に優しいとは言え、Amazonや家電量販店と比較すると価格がかなり高めです。

そのため、マニフレックスなど店舗で購入してもあまり割引を受けられないような商品は、価格差が少ないため人気があったりします。

また、利用できるサービスの幅が狭いことからポイントを使い切れない友人も多く見受けられます。

無限に将来に繰り越されるわけではなく、期限があるということも念頭に置く必要があります。

(私の会社は毎年6万5千ポイントが付与され、2年間は繰り越されます。)

失効だけはしないように、気をつける必要がありそうです。

ベネフィットワン・リロクラブ VS カフェテリアポイント

最後に、ベネフィットワンとリロクラブの会員カードタイプのサービスと、カフェテリアポイントのポイントタイプのサービスを比較します。

これは、とてもシンプルです。

もしサービスを使い尽くせるならば、利用上限のない会員カードタイプがお得です。

カフェテリアポイントは、一定のポイントが付与されるタイプですので、毎年サービスを受けられる上限が定められています。

それに比べて、ベネフィットワンとリロクラブには利用制限はなく、場合によっては毎日複数回利用しても全く問題ありません。

また、サービスを展開している方向性も両サービスでは異なっており、日常的なサービスが多いのはベネフィットワンとリロクラブです。

(例えば、スーツ購入、カフェ、カラオケボックス、映画館、居酒屋など)

それに比べてカフェテリアポイントは健康増進に焦点を当てており、日常的に使用するのとは少し異なります。

(例えば、健康に関する書籍購入、薬の購入、健康グッズの購入、スポーツ用品の購入、ジム代・ツアー代金への充当など)

カフェテリアポイントは、より現金に近い感覚で利用でき取りっぱぐれがなさそうですが、受けられるサービスはこのようにかなり偏っています。

むすび

どのサービスが一番と断言することは出来ないのですが、基本的に、

・マメにサービスを確認して利用できる店舗を把握できる人

⇛ベネフィット・ワン / リロクラブ

・期末に慌てて使い残しのポイントを利用する人

⇛カフェテリアプラン

だと思います。

そもそもカフェテリアプランの導入が進んでいるのも、ベネフィットワンやリロクラブだと上手く使える人とそうでない人との間で不公平感が生まれる、からなんだとか。

福利厚生のみで会社を選ぶ人はいないかと思いますが、ぜひ頭の片隅にこれらの知識を置いて、会社選びの参考にしてみてください。

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