煩わしくない、ドレスコードの楽しみ方 / MSCファンタジアに乗って個人予約でヨーロッパクルーズ – 第5回

煩わしくない、ドレスコードの楽しみ方 / MSCファンタジアに乗って個人予約でヨーロッパクルーズ – 第5回

はじめに

今回、イタリアの大型客船MSCファンタジアを利用して、西地中海を1週間かけてクルージングしてきました。
ツアー利用も検討しつつ、最終的には個人予約で旅行を決行したわけですが、その際に問題になったのが情報の壁

そこで、個人でクルージングを楽しめる人をもっと増やすべく、体験談を書き残しておくことを決意しました。

今回乗船したクルーズ船の情報:
・旅程:7泊8日(6月22日〜29日)
・始点:チビタベッキア(イタリア)
・終点:チビタベッキア(イタリア)
・寄港地:
ラ・スペツィア、ジェノバ、カンヌ、パルマ・デ・マヨルカ、バルセロナ、アジャクシオ

連載第5回のテーマは、ドレスコードの楽しみ方です。

ドレスコードは何を気を付けるべき?

ドレスコードについて

まず初めに言います、ドレスコードについてはいざ実際に行ってみると、事前の情報とかなり異なっていて面食らった部分です。

パンフレットだけを見ると、

「ドレスコードとしてフォーマルな日が2日あります」

なんて簡単に書いてありますが、これをそのまま信用すると場合によっては現地で少し馴染めないことになるかもしれませんね。

熱心に情報収集をしていた私の妻でさえ知らなかったと言っていたくらいですので、大抵の乗客、特に個人予約で乗船する方にとっては気を付けたいポイントの1つかと思われます。

ドレスコードの種類

ドレスコードの種類については、第4回の記事でも少しだけ触れましたね。

私の場合には、このようなドレスコードが実際にありました。

・カジュアル(1日)
・フォーマル(2日)
・エレガント(2日)
・花柄テーマ(1日)
・ホワイトテーマ(1日)

カジュアルはとても分かりやすく、特別に解説する必要もないかと思いますが、残りの4つは一見しただけではイメージしづらいかもしれませんね。

以下で実際に紹介していくつもりですが、その前に1つだけ「カジュアル」の注意点を。

カジュアルと言っても、短パン着用は止めておいた方が無難かと思われます。

実際にはいます、短パンの、特に外国の方は。

ただし船上新聞にはきっちりと、

「短パンでのご夕食はお控え下さい。」

と明記されていることもあります。

周囲の目も踏まえて、特に旅行中は節度ある行動を心掛けたい所です。

フォーマルとエレガント

そもそも私は実際に乗船するまで、フォーマルのドレスコードが2種類あるということを知りませんでした。

フォーマルには、「フォーマル」「エレガント」の2種類あるということ、ここを抑えておくだけでも楽しみの幅はぐっと広がるでしょう。

まずフォーマルについてですが、

「紳士淑女のお出かけ着」

くらいのイメージでしょうか?

男性であればスラックスにジャケット、女性であれば洒落たワンピースくらいのイメージで良いと思います。もちろん男性であればネクタイなんて不要です。

実際の乗船客の中にはフォーマルの日であってもかなりゴージャスに着飾っている方もいらっしゃいます、特に女性は。ただし、そんな方々は大抵の場合、エレガントの日にはさらにゴージャスです。

要は、フォーマルの上位にエレガントがあることを忘れずに、特に女性の方は違いを持たせることを意識した方が良いかもしれませんね。

件のエレガントですが、こちらはまさに正装と言って差し支えないでしょう。

持ち合わせがあるのであればタキシードを着用しても良いですし、蝶ネクタイくらいは付けた方が良いと思います。もちろん、ネクタイ着用がダメなわけではありませんが、見劣りする感は否めません。

女性もザ・パーティドレスと言った感じで、背中を大きく見せているような人も割といます。さすがに着物の日本人は見かけませんでしたが、それくらいの正装度合というイメージです。

ちなみに、私はスーツを1着しか持ち合わせていなかったのですが、妻とスタジオで写真を取る予定があり、タキシード用のタイを持ち合わせていましたので、フォーマルにはタイなし、エレガントにはタイありと使い分けていました。

・・・・・・まさに怪我の功名というやつです(笑)

テーマパーティー

こちらは↑のフォーマル・エレガントとは異なり、参加は自由です。

実際に船内新聞にも、

「もし持ち合わせがあれば」

のような枕詞が挟まっていましたので、妻は「花柄」の日については不参加、「ホワイト」の日は持ち合わせから選んでいましたね。

私はどちらも不参加です(笑)

とこのように書くと、そうか自由なのか〜と軽く考えてしまいがちですが、どうもこのテーマについては、いつ乗船してもあまり変わらないような印象を覚えました。

と言うのは、何度も乗船しているようなベテラン風の外国の方は、一様に皆ばっちりテーマに合わせた正装をしているからです。(特に女性)

花柄テーマ、ホワイトテーマがあることを前提に、夜のドレスを用意していない限りはあり得ない、それくらい割と多数の方がこのテーマパーティの日もしっかりとめかし込んでいました。

とは言え、遠方から参加する私たち日本人については、そこまでする必要もないのかな、という気もします。

とりわけ夜の正装に気合を入れておられる女性以外は、有り合わせの服装で良いでしょう。

フォーマルとエレガントには違いを持たせる。テーマパーティは、参加の意志があれば事前に準備を。

むすび

はっきり言います、特に男性の方へ。

ドレスコードなんて面倒だなあと思われるかもしれませんが、海外旅行は楽しんだもの勝ち、みたいな所もあります。

ぜひドレスコードも楽しむべきです!

カジュアルの日以外は、船内で写真撮影も行われており、ばっちり着飾っていれば、カメラマンも確実に声を掛けてくるでしょう。

まあ、実際に撮影された写真は欲しければ有料で買い取りですので、撮影され損のような気持ちではありましたが。

繰り返しになりますが、あまりドレスコードを意識されない方も、実際にはいます。

ただし、それはあくまでマイノリティであって、多くの方は割り切って楽しんでおられる印象を受けました。

ドレスコードは気に掛けない、でもそんな正装感溢れるレストランに食事に出かける度胸はない、となればこれはもうビュッフェを食べるしかなくなってしまいます。

本当に、思い切って楽しんでしまうことをおすすめします。

最低でもフォーマル着を1着、意識があればさらに夜の正装を充実させる。

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